ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

受難。リスの嘆き。

鎌倉にはリスが沢山いる。山に入って、歩みを止めて立ち止まり、息を潜めてみると、周りでかさかさ動く音が聴こえてくる。リスはそこそこの大きさがあるので、目視も容易だ。家の周りでもよく見かけるので、相当な数が繁殖しているものと思われる。これらは…

犬が寝ているときにひっくひっくと身体を震わせるのは何か。

寝ているユクが、ひっくひっくひっく、と身体を震わせている。どうしよう、どうしよう。最初は、かなりうろたえた。それは、しゃっくりのようでもある。何か呼吸器や心臓に問題でもあるのか、とあわてた。あわてた、と言っても結局何かできるわけでもなく、…

犬は芸なんてできなくても良いではないか。

と、考えていた。その考えはいまも変わらない。それでも、「テッテ」と言うとお手をしてくれるのはうれしい。犬と握手しているような感触があって、何だか仲良くなれたような気がする。「オテ」と言わずに「テッテ」というのは、何となく「オテ」に上からの…

犬を飼い始めたばかりなのに、悲しい。ドッグイヤーを生きる。

ドッグイヤーとは、犬の1年が、人に換算すると7年にあたるということで、非常に発展の早いIT業界などにおいて使われる言葉だ。戌年は関係ないし、犬の耳は聞こえが大変良いという話でもない。1年間で7年分くらい飛躍的に進歩している状態を指して、ドッグイ…

犬を連れて海へ行ってみる

家から海まで、少し距離はあるが徒歩で行ける。ユクと海に行きたい。妻はユクと海で一緒に泳ぎたいらしいが、私は浜にいてKindleを開いて眺めているほうが幸せである。まずもって海で濡れた足が嫌いだ。いつまでも濡れた砂が足の裏にこびりつくあの感覚をで…

ユクの脚を動物病院の先生に診せにゆく。歩いて。

うちには車がないので、移動手段は公共交通機関だ。ユクにはカバンに入ってもらって、一緒に電車やバスに乗り、遠方まで移動してもらうつもりだった。しかし、ユクは絶対にカバンに入らない。なので歩いて動物病院まで行くこととなった。もしかして、途中で…

カバンやクレートには入りたくない犬

ユクは脚が悪いので、動物病院に連れていく必要があった。評判の良さそうな病院を探すが、少し遠い。そこまで行くためにはユクに、犬運搬用のカバンか、底に車の付いたクレートに入ってもらう必要がある。さっそく車付クレートとカバンを購入した。 が、ユク…

犬のトイレトレーニングに挑む

犬を飼うなら、トイレトレーニングをしなければならない。猫なら猫砂に、犬ならトイレシートの上に、自分で用を足せるようにしつけをする。私たちもはじめて犬にトイレトレーニングを行うので、知識はゼロである。さまざま本を読んだり、YouTubeの動画を観て…

用足しポイントを探る日々

朝夕2回、犬の散歩に出かける日々が始まった。散歩に出るとしばらくして、ユクは用を足す。しかし、その用足しポイントが、他所様の家の前では困る。もし自分の家の前で犬が用を足していたら嫌だ。そう考えると、なんとか茂みや道の端などでするようお願いし…

はじめての朝とはじめての散歩

2階で寝ている私たちは、1階からの悲しく絞り出すような鳴き声で起こされた。ユクだ。時刻は午前4時台だった。 これが犬の夜泣きというものか?ご近所にご迷惑では?毎朝これで起こされるのか?一瞬にして様々な不安が頭に湧きめぐる。妻が1階に降り、様子を…

ユクが来た日

犬を迎えるということで色々準備をしなければならないけれど、犬を飼ったことのある妻にほとんどおまかせの状態である。私のやることと言えば、せいぜい電源コードをまとめたり、犬に危なそうなものを片付けたり、おみやげの珈琲豆を買いに行ったりする程度…

犬がびっこを引いている

と、ボランティアの方から連絡があった。インスタグラムの動画を見せていただくと、たしかに左の後ろ脚が痛そうだった。動物病院でレントゲンを撮ってもらったら、股関節に不具合があるかもしれないと診断されたそうだ。たしかに左足だけあぐらをかくような…

犬と暮らす?

「あーワンちゃん欲しいなぁ」が、妻の口ぐせだった。 その口ぐせにゆるやかに乗っかるような形で、犬探しが始まった。飼うなら保護犬を、ということは最初から決まっていた。くわしくは知らないが、ペットショップで買うよりも保護された犬の面倒をみること…