ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

科学者の亭主。

私は不思議なことや謎めいたことが好きだ。幼少の頃はこの傾向が大変強く、「世界の七不思議」や「世界の怪奇現象」などの本を好んで読んだ。「キミは名探偵」というような謎を解くような本もよく読んだ。不思議なことを不思議に思い、そこをきっかけに科学…

水分を摂らない犬に水分を。

私はあまり水を飲まない。水分を摂らないと身体に良くないことは知っているが、食事のときなどにガブガブと水を飲むのはいかがなものだろうか。噛めば唾液も出るので、まったく困らない。味が水で薄まってしまうのももったいない。そのようなことで、特に食…

笑いのとれない関西人。海に入れない宮古島出身犬。

人は見かけによらないということを前回書いた。が、実は見かけだけではなく、出身地においても同様の問題が見られる。 私は関西出身だ。関西にも大阪、兵庫、京都、奈良など細かな差があり、土地土地でさまざま特徴があるものだ。たとえば私は神戸の出身だ。…

強面(こわもて)の飼い主。人は見かけによらないよ。

ユクがうちに来てから一年以上が経過した。季節をひと巡りしたということになる。去年はこうだったなぁ、などと回想することも新しい楽しみだ。三年前はこうだった、とか五年前は、などと積み重なっていくことだろう。犬の散歩歴(犬の方ではなく、飼い主の…

つばつけとったら治る

関西地方のお母さま方(現地では「おかん」と呼称されている)は、転んで擦りむいたりした子供に対して、「つばつけとったら治る」といった感じのことをよく言っていた。昭和の時代の話だ。昭和の犬は荒い扱いを受けていたと言われるが、昭和の子供たちもな…

未来から来た飼い主。

未来の予測は簡単だ。誰でも、未来はこうなるであろうと想像することができる。そして、それは概ね間違っていないだろう。人間が想像できることしか、未来では実現していかないので、当たり前といえば当たり前だ。では、未来が予測できるなら、お金を儲ける…

幸せな日々には二種類ある。

一つには大きな変化を楽しむ日々だ。これは主に若者の求める幸せだと思う。とにかく大きな変化を求めるのだ。毎日同じなんてつまらない。何かしらの行事も毎週のようにあると良い。そのような日々を理想としている。 もう一つは、変わらぬ日々に幸せを見出す…

iPhone 13 Pro を大枚叩いて買ったアマチュア飼い主。

四年ぶりにiPhoneを新しい物に変えた。iPhone7からiPhone13。7から13だ。さぞかし進化に驚かされるだろうと、届く前からケースなどの周辺グッズを買いそろえて待ち望んでいた。13という数字も好きだ。11も好きだったが、13まで待った。 SIMフリーの端末を買…

のれんをくぐった犬

ユクは鹿模様だ。これは名の由来でもある。犬は様々模様があって面白い。黒い毛の犬でも、真っ黒ではなかったり、部分的に違う色が混ざったり、皮膚は白かったり。よく見ると同じ犬種でも微妙に違っている。 ユクの模様の特徴は、第一にはその鹿柄で、第二に…

肝の小さいところを犬に見透かされてる。

ユクは、二歳となった今でも相変わらずに散歩中「阿呆」になることがある。予兆は感じられるが、どのように対処しておけば「阿呆」にならないかということは未だ判っていない。 一緒に歩いていて、私の隣をお利口そうに歩いて顔を見つめる。周りからは、なん…

寝室に響くフクロウの鳴く声。

ユクは上手に人間のベッドで寝るようになった。上手に、というのは褒め過ぎかも知れないが、もっと無茶苦茶になるかと思っていたので、意外と大人しく一緒に寝てくれるな、といったところか。私たち夫婦の間で寝て、頭がどちら向きかということはさておき、…