ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

笑顔の毎日。良いお年をお迎えください。

ユクがうちへ来てから三度目の年末である。二〇二〇年の春にうちへやって来たから、丸二年は犬と暮らしてきた。最初は何も知らない分からないという状態であったから、そこから考えれば、随分と慣れたものだ。世話は毎日のことなので、慣れて然るべきだ。 仲…

淡い交わり。

「淡交」という言葉は、荘子の「君子之交淡若水」という言葉に由来する。裏千家茶道の月刊誌にその名が付けられている。歳を重ねるほどに意味の分かってくる種類の言葉だと思う。 つまり、失敗したな、という経験をして、学習を重ねてきたからこそ、腑に落ち…

タキシードだけがドレスアップではない。

ラジオを聞いていた。ある男性の話し手が、「先日、パーティーに出て、タキシードを着たんだよね」と言った。それを受けて、アメリカ育ちの日系人と思しき女性の話し手が、「いいよね、日本人ってあまりそういうのがないよね。たまにドレスアップして気分を…

お見送り犬。犬の演技力。

ユクは寒いのが苦手な犬だ。朝、家族を起こし、リビングに集合させる。そのくせ、自分は犬用ベッドで丸くなり、二度寝を始める。散歩に行きたくて起こしたわけではないらしい。てっきり漏れそうだから、早く準備して散歩に連れて行ってくれ、と訴えているも…

ここほれワンワン。

私は幼稚園生のとき、お遊戯会で「花咲爺さん」を披露した。花形は正直爺さんである。目立ちたがり屋の私はその役を演じたかった。しかし、その役を仰せつかったのは、幼稚園児ながらに顔立ちの整った別の男の子だった。私の役は、意地悪爺さんに鍬で叩かれ…

無理をしない犬。

足首の怪我も癒えてきて、身体の調子も随分と良くなってきた。人間の話だ。 少しの間なら正座も出来るようになり、茶の点前も稽古できるようになった。人様の前で点前を行うのはまだ危険である、という自己判断から、新春茶会での濃茶点前はお休みさせていた…

雲頂庵コースから眺める景色。

ユクとの午後の散歩は様々なコースがある。建長寺を脇に見て、鶴岡八幡宮を抜け、段葛を通り、由比ガ浜まで行くこともある。亀ヶ谷コース、源氏山化粧坂コース、台峯コース、山崎小学校コース、六国見山コース、市街地コース、などと勝手に命名し、妻との会…

お辞儀していこうぜ。

小学生の頃から高校を卒業するあたりまでは、サッカーが大好きで、観たり、実際にプレーしたりしていた。「ドーハの悲劇」の頃には自分ではやらなくなっていたけれど、熱狂してテレビ観戦していた。今では特別サッカーファンではない。四年に一度、にわかに…

好好洞で雨宿り。

毎日犬を散歩に連れて行かねばならない。朝夕の二回だ。ユクが部屋の中で用を足せないからである。さっと外に出て、さっと用を足して、家に帰ってくる、というようなことでもできればまだ良いのだが、それもできない。土砂降りだろうが、横殴りの雨だろうが…

趣味というものは。

誰に対しても同じ態度を取れる人を尊敬する。裏表が無いと言うか、芯が通っていると言うか。そういう生き方に憧れるのである。 人間は社会的な生き物で、他者と関わることで生きて行くことができる。独りで何とかなると考えているのは、考えが浅い。そもそも…