ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

出掛ける前の身体検査。

空港での手荷物検査場が苦手だ。何度も経験することによって、少しは慣れた。それでも、ちょっと嫌だな、という感覚は変わらない。何も悪いことはしていないし、持ち込んではいけないものを所持していない。「誰かに荷物を手渡された」こともない。それでも…

レスキュードッグ!ユク坊。

レスキュードッグと言えば、駅前で犬と一緒に募金しているイメージがある。災害救助犬とはまた違うものだろうか。いや、盲導犬だったろうか。うろ覚えである。少しGoogleで検索をしてみたが、微妙に名称が違う協会がいろいろ検索結果に出てきて、くらくらし…

消費の矛先。人生の意味。

世の中すっかり変わった。いつの時代も変化を目の当たりにし、老いとともに嘆息を繰り返してきたのが人類の歴史というものだろう。その歴史を俯瞰して見ても、ここ百年ほどの進化の速度は凄まじい。インターネットが庶民にも使えるものになってから三十年く…

未来と過去にこだわりのない犬。

過去を悔やむ。未来を心配する。人間の話だ。犬は過去を悔やんだりしないし、未来の心配で心を痛めたりもしない。むしろ、それらの概念そのものがないのだろう。時間の概念すらないと言ってよい。時間がないから走る、ということはなくて、早く行きたいから…

四国は愛媛に帰省。

父の住む愛媛に帰省している。私は愛媛で生まれ育ったわけではない。だから帰省という言葉はしっくりと来ない。故郷というわけではないが、父のところに行くことを、いったい何と表現すれば良いのだろう。 みきゃん愛。 司馬遼太郎が書いていたと記憶してい…

パンツ一丁の外国人ランナー。

北鎌倉にはパンツ一丁でランニングをしている外国人男性がいらっしゃる。度々見かけるのだが、どのあたりにお住まいなのかは分からない。目撃情報は、結構耳にする。やはり北鎌倉界隈の住民にとっては有名な方なのだろう。 登り口にも下り口にもこの看板が。…

正面から見たユク。ありのまま。

なかなか自分の連れている犬を正面から見ることはない。デートでニコニコしながら歩いている自分の顔も同じだ。私は馬鹿正直な人間なので、ついつい顔に出てしまう。デートのときでもニヤニヤデレデレとした顔つきで歩いていたに違いない。今では結婚をして…

お二階に来るかい?

ユクがどれくらい私たち人間の生活ルールを守ってくれるのか、など家へ迎えた当初は知る由もなかった。そのため、少し家を空ける、つまりお留守番をしてもらうときはケージに入れるようなことをしていた。そのような期間はとても短かった。ユクが言ったこと…

世代間ギャップ。ウルトラマンゾフィーと犬のお薬。

世代による特徴めいたものが存在する。これはおそらく後天的なもので、同じ年頃に同じ社会的な出来事や状況を経験するという理由で作り上げられたものではないか。私は高度経済成長期に生まれてきて、昭和のいわゆるバブル期に学校に通っていた。ベトナムや…

小さな勝負。

大げさに言えば縁起を担ぐということなのだろう。子供の頃から繰り返しやっていることがある。救急車の音が聞こえたら親指を隠すとか、靴は決めた側から履くとか、参道で右側を歩くとか。もっとくだらないことも沢山ある。色の付いたタイルを避けて歩いてみ…