ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

犬の花粉症。

犬にもどうやら花粉症があるようだ。犬を飼う前、小田原城で鎧姿をしたチワワが目をしょぼしょぼさせて、鼻を垂らしているところを見かけたことがあった。妻と、犬にも花粉症があるものなんだね、などと話した。人間の反応と似ていて、とても苦しそうに見え…

犬の演技。すべてはおやつのために。

ユクが人間のいないところでは悪さをしないことは何度も書いた。お留守番をしているときに、楽しくなってしまっていろいろな物を破壊して遊ぶということをしない。近所の犬の飼い主さんから、たまにそういうことを聞くことがある。留守中、障子を滅茶苦茶に…

雨の日散歩の楽しみ方。

いい天気ですね、という言葉は難しい。毎日日照り続きでお困りの農家の方にとっては、晴れた日が続きすぎるのは困るはず。そろそろ雨でも降ってもらわねば、飢え死にしてしまう、という気持ちで恨めしく太陽を眺めているかもしれない。そんなところで呑気に…

偉そうなのは、怖いからです。一世一代の大勝負を打つ犬。

生まれてまもない子犬状態からしつけができれば、色々と問題がなかったかもしれない。スーパードッグトレーナーなら、いまからでも間に合うかもしれない。ユクがうちへやって来たのは、生後八ヶ月齢くらいだったので、一応は子犬であった。たしかに来た頃の…

演技をする犬とSF。わたしたちの想像力。

おやつをもらいたいとき、ドタンバタンと音を立てる。犬の話だ。ユクは怖がっているとき以外には吠えない。だから人に何かを伝えるときには、音を立てて知らせる。フローリングに足の爪を当ててカチカチいわせたり、鼻からブシュッと息を勢いよく出し、くし…

犬と山歩き。人にやさしく。

大変わがままで手を焼いている。犬の話だ。言葉が分からないので、ユクは、身振り手振りや語気を感じ取り、雰囲気で振る舞いを替えているように見える。雰囲気をつかむのがとても上手だ。ただし気をつけなければならないのは、何で叱られているのか、という…

犬の粗相は飼い主の責任です。

ユクは外でしか排便できない。うちへ来てしばらくの間、トイレトレーニングということで、ケージの中にトイレスペースを作ってやり、閉じ込めてそこでするまで待つ、ということを何度か試してみた。ところがユクは絶対にしない。どうして閉じ込められている…

雪のことは知っている犬。べちゃべちゃは駄目なんだ。

初めて雪がはらりとしたとき、少し戸惑っている様子が見えた。犬の話だ。白いひらひらしたものを食べようと試みたりしていた。その後、積もった雪も経験して、雪の上をたくましく、楽しそうに歩くようにもなった。気温が低い冬に降るもので、これで雪合戦を…

朝から山へ行くことを決めていた犬。

日々。朝の散歩は近所のお寺の参道を歩かせていただき、つきあたりまで歩いて、そこでユクにおやつをやり、広場に寄って帰ってくる。これで二十分から三十分。帰ってきたら朝ごはんとヨーグルトをやり、私は職場(二階)へ行く。ユクもついてきて、机の横に…

自動車の運転と犬の散歩。初心を忘れるな!

ブラジリアン柔術黒帯の先生が、柔術は車の運転みたいなものだ、と仰っていた。つまりはこう来たらこうする、というようなことが決まっているのだそうだ。特別その場で考えなくとも、自然と身体が動くくらいの判断能力を備えているということになる。 私自身…