ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

忘れた頃のコロナ。

コロナウイルスに感染した。言うまでもなく、人間の話だ。
今年の二月くらいから、マスクもほとんどしなくなり、すっかりコロナのことなんて忘れかけていた。
ブラジリアン柔術という人と密着する格闘技をやっていることもあり、いわゆる感染対策というものにも気をつけていた。それでも感染した。いや感染そのものより、発症してしまったことが残念だ。きっと身体の免疫力があれば跳ね返していたはずだ。

ぼくを放っていくからそんなことになるのさ。

ブラジリアン柔術が楽しすぎて、根を詰めて練習していた。これが原因だと思う。身体をとことん疲れさせてしまい、リカバリーが追いつかなかった。

忘れた頃のコロナはとても強力だった。
近頃のは変異株であり、当初のデルタ株よりは症状がマシだという。これでマシなのか!

喉の痛み、胸の痛み、頭痛、下痢、倦怠感。風邪の諸症状がすべて盛りである。これに加えて食欲はゼロだ。持病のある人がこんな病気に罹ったなら、と考えただけでも恐ろしい。

独自の方法で励ましてくれるユク坊。

発症日をゼロ日として、五日間は自宅待機が推奨されている。色々な予定をキャンセルせざるを得なかった。

犬の散歩は全面的に妻にお願いすることとなった。来週からは私が懸命にユクの世話に従事いたします。本当にすみません。感謝しています。

ユクはここ毎日、なぜお前は散歩に行かぬのだ、という顔をしている。夜に柔術へ出掛けることもないし、どう思っているのだろうか。留守番が皆無だから、うれしいかもな。

今日からは、俺も散歩に行くぜユク坊!