ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

桜咲く源氏山公園へ、ユクとゆく。

今年の桜開花は全国的に早いようだ。
卒業式には遅く、入学式には早いという、空気を読まないタイミングでの開花だ。いや、暖かい気候を敏感に読み取って開花したのだから、むしろ敏感に空気を読んだ、と言える。

カートに乗るのも慣れたユク坊。

空気を読むのはユクも得意だ。オテやオスワリも空気で対応する。コマンド、つまり言葉での命令は、いまいち判別できていないように感じる。人間側の様子を感覚でつかみ取り、反応を決めている。試しに適当なコマンドを言いながらでもオテやオスワリができてしまう。そして、失敗するとあれかこれか、とオテ、オカワリ、オスワリ、フセ、とあらゆることをパニックになりながら行う。数撃ちゃ当たる戦法である。面白いからおやつを与えてしまうので、数撃ちゃ当たる作戦は毎回大成功する。

待ちきれなくなっちゃうときもある。

散歩の道中は、リードを持つ私のことなど忘れているようだ。散歩のときこそ、空気を読んで欲しいものなのだが、そんな飼い主側の気も知らず、休日の散歩では、観光客の連れた可愛い犬たちに、地元風を吹かす。

山に入ると目つきの変わるユク坊。

そんなユクを連れて、早咲きの桜を見逃すまい、と源氏山公園へ。

山道に入る。ユクの目が変わる。野性に戻る瞬間だ。
こうなると空気も何もない。前へ前へ、誰の匂いだ?何の匂いだ?と忙しい。これがユクの一番の楽しみなのだから、付き合ってやるべきだと思っている。山道では存分にクン活をさせてやった。

花見は行儀よく。

源氏山公園には沢山の人が来ていた。
マスク着用も緩和され、昔ながらの「桜の季節」という雰囲気を皆で再生させている雰囲気だ。

相変わらず空気を読めず、自分の縄張りである、と主張する、かと思いきや、今日は意外と仲良くできたユク坊。たっぷりとおやつをやりました。

頼朝公の前でキリッと決めるユク坊。