ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

二階に付いてくるようになった犬。

以前は犬に二階へ上がることを禁じていた。
解禁後、犬が入ってはいけないのは台所だけだ。禁じてはいないが、大嫌いなシャワーのある浴室には自らは入ることはない。

自由になった後でも、朝の散歩が終わって朝ごはんを食べ終わると、ユクは一階で寝ていた。私は二階で仕事だ。お昼休み(自営業なので自主的な休み)に一階へ降り、お昼を食べる。大抵は納豆卵かけご飯を食べる。私が食べ終わるまで、ユクは寝ている。人間が食べ終わると、「トレーニングのお時間」と称した、ドライフードを用いた人と犬の遊びが始まる。オテ、オスワリ、アゴ、マテ、フセ、ツケ、アトヘ、グルン、ハイタッチ、など、ユクはできるようになった。食べ物のためなら、色々できる凄い犬だ。

お昼休みにはこれもセットです。

と、このような流れで午前中を過ごしていた。
ところがこのところ、お昼休みが終わり、二階へ戻ろうとすると、ユクは二階への扉の前で待ち構えるようになった。おい、二階へ行こうぜ、と犬の全身が言っている。
ユクはお留守番が上手にできるし、無駄吠えをしない犬だ。分離不安症ということを感じたことがない。分離不安で付いてきているということはないと思われる。もしかして、不安とまではいかなくとも、一緒に居るとなんだか安心、くらいには思ってくれているのだろうか。

横で寝てくれていると私も安心だ。
ユクが一階で寝ていても、結局一階の様子を映した映像を二階からiPadで見ている。だから側に居てくれると安心する。

ヘソ天。これをされたらおなかを撫でに行かねばならないルールがあります。

問題は、待つのに飽きてくると、仕事早く終わって欲しいなぁ、というアピールが激しくなることくらいだ。犬に誘われれば致し方ない。実はさして問題でもない。
撫でてやったり、散歩に出掛けたりするまでだ。散歩に行くぞ、ユク坊。

成功したぜ!