ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

永遠の3歳児。新居のルール。

犬は永遠の三歳児、とよく言われる。三歳児は二歳児より少し賢い。二歳児は言っても聞かないが、三歳児は「これは駄目だよ」と言えば理解するようにになってくる年齢だ。そう考えると、犬が三歳児程度というのは少し言い過ぎだとは思うが、存外外れてもいない。

今年7歳だけど、永遠の3歳。

ユクはよく言いつけを守る。家の中のルールもきちんと守る。あまり家の近所では用を足さないところを見ると、自分なりのルールというものもあるように見える。人間に与えられたルール、自分で定めたルール、それらをしっかり守りながら日々を生き抜いている。

おい、遊ぼうぜ!

引っ越してきて部屋の配置が変わった。大きな変化としては、リビングが二階になったことだ。前の家は一階に風呂があり、二階に寝室があった。今は一階に風呂と寝室がある。

三週間に一度のシャンプーを終えた後、ユクは必ず寝室に行き、布団の上で歌舞いて(プレイバウして)見せる。部屋の配置が変わったので、こういった習慣もなくなってしまうのかと思いきや、「おい、行くぞ」と言わんばかりに、わざわざ一階の寝室へと私たちを導いて、やはり歌舞いて見せるのだ。

ベッドで見得を切るユク坊。

雨の中を散歩した後、足を洗うために風呂場に連れて行くことがある。引っ越した後も、ユクは自ら風呂場に歩いて行こうとした。
「キッチンに入ってはいけない」というルールがあるが、それを引っ越してからも守っている。ここがキッチンだというふうに教えたわけではないのに、入ってはいけない場所であるということが分かっているのである。素晴らしい。

お布団大好き。

ユクは盗み食いもしないし、物も壊さない。留守番をしている時はなおさら悪戯をしない。どこに食べ物があるかということは分かっている。分かっているけれども、決して盗んだりはしない。人間より余程高等な存在ではなかろうか。

シャワー行くよな?

新居には和室がある。前の家にはなかった部屋だ。一度だけユクはそこに入った。しかしその後、「ここは入っちゃいけないよ」ということを教えると、もう入らなくなった。正直言うと、たまには入れてやりたいが、それはまた考えよう。「今日は特別」が通じないからだ。