ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

怠惰を正す、犬のルーティーン。

習慣とは何だろうか。同じことをすることで、生活にリズムを生み出すことができる。ある意味、同じことをしようとする姿勢は、「どの瞬間も同じではない」ということを明確にする。無常であり、一期一会なのだ。だから習慣化は、無常を知ることであるし、習慣化しないということも、習慣化しないという習慣化である。私たちは、習慣の中で生きている。

階段を降りる前におやつをもらう習慣。

毎日、ユクと散歩に出かけるという習慣が身についている。毎日だから大変そうだが、毎日だからできることでもある。これが週に三日だと、面倒に思うかもしれない。毎日だから当然のことであり、それが日々の予定として組み込まれた上で、その他の予定を組むことになる。当たり前のことなのだ。(同じような意味なのに、「当然」と書いて「当前」と書かないのはなぜだろう)

人間がスマホで道を調べているときは、まぬけな顔で大人しく待つ習慣。

犬は習慣を大切にしているように見える。ルーティーンというやつだ。人間にも体内時計が備わっているそうだが、犬のそれはもっと正確に感じられる。私たちは人類が発明した時計というものに頼っているが、犬は時計を使わない。だが、かなり正確だ。

デッキに出て、空の匂いを楽しむ習慣。

朝は日が昇る頃に起きるし、午後は三時になると、散歩に誘いに来る。睡眠時間もうまく調節しているように感じる。人間の都合で夜更かしをしてしまったら、翌朝は犬も少しお寝坊する。就寝時刻も正確だ。「早く寝よう」というユクの姿勢に助けられて、怠惰な生活リズムが改善されている。

負けている方を応援しながら高校野球を観る習慣。

規律は、集団生活においてとても大切なことだと思う。犬は長年の群れや人間との生活において、その規律を守ることを重要視してきたのだ。

規律を守りたければ、もしくは習慣化に興味があれば、犬と暮らすと良い。

幅の狭い道では車に先に行ってもらう習慣。