二月なのに春一番が吹こうかという陽気だ。
二十度を超えるとは、なかなかに季節の移ろう感覚を狂わせてくれる。
いまは旧正月である。正月といえば「新春」と呼ばれる。年明け、凍えるように寒いのになぜ新春なのか、と思っていたが、これは旧い暦によるものだからだ。旧正月の新春だから、このくらい暖かくても、まあ良いということにしよう。

関西に住んでいたころは花粉に悩まされたことはなかったのだが、関東に越してきてから、花粉症の症状が出るようになった。地域性も関係するかもしれないが、花粉のアレルギーは蓄積である、とも聞く。とうとう花粉ボックスがいっぱいになり、花粉症が現れたのだ、と思っている。

このように暖かくなると、花粉が飛び始める。お天気アプリの言うところによれば、今日の花粉は「とても多い」ということになっている。妻は花粉症がひどいので、薬もマスクもして対策している。年明けから花粉を感じるほど、花粉に敏感である。私はそこまでではないので、毎年三月の初めくらいから薬を飲み始める。だいたい三月から四月くらいまででおさまる。スギの花粉だけだからだ。

今年は少し早めに対策をしなければならない、と考えていた。
が、症状があまり出てこない。「とても多い」という予報の今日でも、あまり痒くなったりもしない。毎年、目の淵が痒くなり、少し掻くと余計に痒くなり、負の循環に陥るのだが、今年はそれがまだ来ていない。もしかすると、少し症状が緩和されたのかもしれない。
そう思うのは、昨年末あたりから食生活を変えてきたからだ。
ただ、残念なのは、何が功を奏して良くなったのか、が特定できないことである。

とりあえず、昨年から変えたことを列記したい。
- 毎晩食べていたアイスクリームをやめた
- 朝食に食パンを食べるのをやめた
- 朝はバターコーヒーのみ
- 昼はだいたい蕎麦を食べる
- 間食はできるだけナッツ
- リンゴ酢納豆を食べる
- ラーメンを食べていない
- 甘い飲み物をやめた
- MCTオイル、アマニ油を摂る
- サラダ油をなるべく使わない
- 揚げ物を控える
このようなことを三か月ほど続けている。
ここのところ、胃腸の調子が大変よい。これは実感している。食生活を変えてすぐに変わったわけではない。ここひと月くらいに変化を感じるようになった。こういうものは、少し時間がかかるのかもしれない。
そうはいっても、完全にやめられないものも多く、夜にお菓子をドカ食いしてしまうこともある。それでも随分と体調が良くなったと感じている。腸とアレルギーには関係があるそうなので、あながち食生活の変化が、今年の花粉症の症状軽減につながっているとも言い切れない。
おやつを要求するユクの鼻先が濡れている。
犬にも花粉症がある。ユクも少し感じているのだろうな。

妻に「良いうんちが出た」と報告した。
最近は、犬のことなのか人間のことなのか分からなくなって、困らせているようだ。

