昼に眠たくなる。
自宅で仕事をしているので、いつでも午睡は叶う。
午後から眠たくなることを二十年くらい前から気にはしていた。お昼にお米を腹いっぱい食べるのをやめて蕎麦を食べるようにして改善したこともあった。この頃はお昼に蕎麦を食べても眠たくなる。食べることで血糖値が上がり、その後下がるときに眠気が来るということはよく知られたことだ。蕎麦も血糖値を上げる。致し方ないことなのか。

まず、朝の食事はブラックコーヒーにMCTオイルとギーバターを混ぜたものにした。油を沢山摂れるので、腹持ちは良い。それでも口が寂しくなるので、ミックスナッツを少し食べる。プレーンのソイプロテインドリンクを飲むこともある。ブラジリアン柔術の試合が近づいたとき、このような食事をして減量に励むのだけれど、今回は違う。午後からの眠気を撃退したいのだ。計画としては、一度の食事で大量の糖質を摂らない、ということを第一にしようと考えている。

針が怖いので躊躇するが、血糖値の状態をモニターする機器を試してみたい。何を食べると血糖値が上がり、いつ、急激に下がるのか、を数値で確認したい。しかし、針を刺したまま柔術できないだろうから、それが気がかりで試すに至っていない。

柔術をしているときに計測できない、と言えばAppleWatchもそうだ。柔術のときには時計を外す。ちなみに茶道の稽古のときも外すので、立ったり座ったり、いわば正座とスクワット運動をずっとしているにもかかわらず、数時間は立ってもいなかった、という判定になってしまう。柔術も茶道もモニターできない。唯一、犬の散歩だけは、しっかりモニターしてくれる。GPSで、どのコースを歩いたか、まで記録してくれるのもうれしい。

AppleWatchを買う前からFitbitという製品を手首に巻いていた。睡眠をトラッキングしてもらっていたが、今のところ何にも役立っていない。点数を見て、よく眠れたな、と思うだけである。AppleWatchが出てからは、Appleに睡眠データを預けている。会社を信用していることもある。また、いずれ預けているデータが役に立つ日も来るのではないか、という期待もある。

コンピュータもタブレットも電話も時計もイヤホンもApple社製品だ。あ、これもそんなに役に立っていないけれど、AirTagという迷子札のような製品も使っている。これはユクの首輪にも付けている。思えば役に立つときは困ったとき、お守りや保険のような製品が多いということか。
というわけで、AppleWatchを11に新調した。
