ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

海を望む犬と夫婦の小さなルーティン。

六月くらいから、週に一回のペースで由比ヶ浜まで行っている。
九月に入ったが、週一は続いている。もしかしてルーティン化したのだろうか。

もちろん、人間の都合で行き先を決めることがほとんどではあるが、ある程度ユクの意志も尊重している。どちらの方向へ行きたがっているか、ということはユクの行動で分かる。それは単純なことで、どちらを向くか、どちら側を歩くか、程度の材料で判断される。

今日は山へ行くのです!(意志強な背中)

そろそろ海へ行きたい、という意思表示は五日置きくらいに示される。家を出てすぐに鎌倉方面に走ろうとするのだ。その兆候が見られたら、夫婦で情報共有する。「今朝、ユクは鎌倉方面に行きたがっていたよ」という感じ。

それによって、週末には海へ連れて行ってやらねばならない、と飼い主側での覚悟が決まる。このようなことをここ数ヶ月続けてきている。先週末も海へ行った。

ジェラートもまだまだいいね。

すでに海の家は解体が始まっていて、海水浴をしているのは外国人ばかりだった。月との関係で、随分と海は満ちていた。先週は砂浜だったところが海になっていて、川だったところもなくなっていた。ユクが歩ける部分が少なくなっていた。

ユク坊、海、遠くない?

だからユクは砂浜に入ったらすぐに伏せて、口を開けて舌を垂らした。その表情は笑みを浮かべているようにも見える。夏の犬っぽい顔つきである。実際に機嫌は良さそうだ。

ご機嫌そうなユク坊。

しばらくすると気が済んだのか、砂浜の出口に向けて歩きはじめる。まったくのマイペース犬である。
由比ヶ浜に来たら、たまに「クア・アイナ」に寄って、ハンバーガーを食べる。バンズの部分を少しユクにも分けてやる。

クア・アイナのテラス席。

向こう側の席では、私たちより年上の夫婦がハンバーガーを食べていた。
私たちはいくつになるまでハンバーガーを食べられるだろうか。