ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

明治ブルガリアヨーグルトが大好きな鼻の利く犬。

朝ごはんの後、ヨーグルトを食べる。
犬の話だ。

朝飯をくれー(怖いからやめれ)

明治ブルガリアヨーグルトに冷凍のブルーベリーをふた粒、さらに犬用の乳酸菌パウダーを加え、ブルーベリーを潰しながら混ぜ合わせる。作るのはもちろん人間で、ユクは出来上がりをとても良い姿勢のオスワリをして待っている。たまに、「どうかな、ぼくのヨーグルトはもう完成しているのかな」いう表情で、キッチンの方を覗きに来る。

どんなかんじ?

さあ、ヨーグル出来ました!と言いながら持って行くと、くるくる回って喜びを表現する。このような喜び方は私たち夫婦にしか見せないので、外で知り合った人たちはこんなユクを知らない。見ていただきたいものだ。
「ヨーグル」というのは打ち間違いではなく、犬にやるときだけ、うちでは何故か「ヨーグル」と呼んでいる。

あーうまい。

明治ブルガリアヨーグルトの容器は紙で出来ている。捨てるときも紙ゴミとして捨てられる。また紙で出来ているがゆえに、全部使い切ったあと、犬に差し上げることもできる。プラスチックだとそうはいかない。

ユクはこのヨーグルトの空容器をもらえることをとても喜ぶ。ちょっと準備をし始めたばかりなのに、背筋が伸び始める。「私とても良い犬ですが何かあげたくなりませんか」というような顔で座っている。窓辺からガンガンに視線を感じる。これはあくまでも空容器で行われるのであって、ふんだんにヨーグルトが入っているわけではない。少しのヨーグルトが中にくっついて残っているばかりの物だ。

この底んとこのやつがな。べろろろん。

小躍りしながら空容器を咥えて窓辺に戻っていくユク。容器にマズルを突っ込みながら一心不乱に舐め取っている。最後は容器の解体も行って、丹念に舐め上げる。

食べ終わっちゃった犬と明治ブルガリアヨーグルト

とっても綺麗にしてくれるので、紙ゴミにも出しやすいのは言うまでもない。