ブラジリアン柔術の試合に出た。先週の話だ。
アアマチュアの選手だけど、プロフェッショナルみたいに減量を行う。減量と言ってもお腹や腸の中身をカラにするだけの話だ。それだけで三キログラムほど、体重を減らすことができる。試合前の二週間ほどはとても健康的な生活だ。試合前になると何故か身体に良い物を食べたくなる。
なるべく水分を出す身体にするために塩分も控える。出汁をきかせた味付けになる。健康的だ。朝はバターコーヒーを飲み、糖質も少し減らす。
それくらいのことで、三キログラムは落ちる。
ただし、試合が終わるとリバウンドが始まる。一日で三キログラムはすぐ戻る。否、それ以上かもしれない。今度は身体に悪そうなものが食べたくなる。ポテトチップスや菓子パン、ピザに大盛りパスタ。また健康思うが、二週間くらいはこのリバウンド行動を取ってしまう。
減量中、食べたくて仕方のなかった吉野家で牛丼の特盛を食べた。
最近、気になるのが、牛丼をスプーンで食べる人が多いことだ。別に勝手にやってくれれば良いので、「きみきみ、牛丼ってのはお箸で食べるものだよ」などと声をかける怪しいことはしない。心の中だけの話だ。
いや待てよ。
風邪を惹いたとき、雑炊を作ってもらう。それを食べるとき、私はお箸を使わず、匙を使う。お前も箸を使っていないではないか。牛丼を食べるスプーンも実は「匙」ということなのだろうか。それなら仕方あるまい。
でも、犬食いは駄目だよ。