ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

「明日行こうな」とつぶやいた。

梅雨らしく曇天が続いた。もちろんしっかり雨の降る日もあり、ユクをあまり遠くに連れて行くことができない。ドロドロになるので山の中にも入っていけないし、川は増水していて流れが早い。それでもユクは際まで行って流れを確認する。川や橋をとても怖がる…

犬なしで越える、建長寺の山。

引っ越してきてもユクがお留守番を上手にできるので、久しぶりに夜の食事に出かけた。以前住んでいた家の近所にあるレストランである。 留守番かぁ。 店主に引っ越したことを告げると、「最近、お会いしないな、と思っていました」と言われた。朝の散歩の時…

開拓されつつある散歩道えらび。

越してきてから、三ヶ月の時が経った。少しずつ、少しずつ、散歩の感覚を掴み始めている。散歩の感覚というのは、どの道を通るかというルートのことでもあり、どのくらいかかるのかという所要時間のことでもある。その両面から、感覚を掴んできている。 そろ…

北鎌倉への帰省。用を足すのも忘れて。

ユクは毎日毎日、北鎌倉へ向かおうとする。行くと二時間から三時間はかかる。毎日は付き合ってられないので、最低でも二週間に一度くらいは連れて行ってやることにしている。 北鎌倉の方角は正確にわかるユク坊。 散歩中のおやつも、楽しみのうちの一つだ。…

いつまでも何者かと戦っていたい。

小学校に上がる前くらいの男の子が、何者かと戦っている。もちろん、その相手は私には見えない。だが、確かに男の子は何者かと戦っている。男の子の手には、武器もない。素手で戦っているのか、何かを持って戦っているのか、それも分からない。 戦う準備はで…