ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

神域を避け、北鎌倉へ。

引っ越す前から冗談混じりにそのようなことを言っていた。ユクは北鎌倉に行きたがるだろうね、と。引っ越してきてからは、当初それほどそのような素振りは見せなかった。近所の珍しい匂いを一生懸命に嗅ぎ集めている感じであった。 いま、大事なところなので…

心のフィルムと、大町の迷路。

犬の行きたいところへ連れて行ってやれなくて罪悪感を持ったことは、前に書いた。二階堂方面ではなく、鶴岡八幡宮の方へ毎日行こうとするので、海にでも行きたいのだろう。しかし、海に行くとなると二時間はかかる。平日にそれは無理なので、週末に行きたい…

相手あってこその茶と散歩。

大阪に来た。今回は、ずっとお休みをしていたお茶のお稽古が主な目的である。本当は月に三回あるのだが、毎週大阪に来るわけにもいかないので、来られる時にはなるべく沢山のクラスに出ることにしている。先生もそれを許してくれているので、甘えさせていた…

都合を押し通す責任、後ろめたさの三日間。

そう。人間には都合があり、犬はそれに合わせなければならない。主従関係が明確であり、本当に幼い子どもとその親の関係のようなものだ。全責任は主の方にある。その代わりに従の側は、主の言うことには完全に従わなければならない。つまり、主の都合に合わ…

下を見る犬と、スマホを見る人々。

引っ越してきてから、まだ散歩のコースが定まっていないことは前に書いた。散歩コースがない、という意味ではない。むしろその逆でありすぎるほどだ。仕事に戻らなくてはならないという制約もあり、時間的なことも悩みの種だ。三時間でも四時間でも散歩して…