ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

理想的な妻と犬。

前回の文章をアップしたのち、それを読んだ妻から「まるで家庭がうまく行っていない人が書いているようだ」とお叱りを受けた。 私としては、孤独を感じやすい無駄な飲み会や謎の集まりがこの時勢のため減少し、孤独を感じる機会も無くなり、おめでたい、くら…

孤独を感じるときはいつか。

ユクは散歩の帰り道、よく振り返る。おそらく友達の犬を探しているのだろう。そのように見える。あまり知っている犬に会えなかった日は、少し不完全燃焼の様子だ。寂しいな、と感じているようにも見える。しかし、犬は「孤独だな」とは感じていないと思う。…

お天気、気温、日の入り時刻。

波乗りをする人たちにとって、波の状態は常に、とても気になるものだそうだ。アプリや定点カメラなどの情報とにらめっこ。波乗りに出かけるタイミングを見計らっている。私は(色々な意味で)波に乗ることがないので、そのようなそわそわとした状態を経験し…

半年おぼろ。一年もすればすべて忘れる。良いお年を。

二〇二一年が終わろうとしている。人間の記憶をおぼろにしてしまうのに、半年という時間は充分だ。オリンピックは今年のことであったか。半年も経たないのに、昨年の事のように思える。「東京2020」という変更のなかったタイトルが余計にその混乱を招いてい…

犬と寝る計画。その後のその後。

最初の最初。ユクを寝室に入れ、人間のベッドの横で眠らせるようにした。しばらくすると、朝方、ユクが人間のベッドを覗き込み、飛び乗ってくるようになった。朝、飼い主と目が合うと、ベッドに乗って良いのだ、というユク独自のルールに基づいているようで…