ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

横断歩道を渡るときに「ヨッシャー!」と気合いの入る犬。

周りに自然が多いとは言え、広々としているわけではない。鎌倉の道は狭い。車と人との距離が近い。つまり犬にとっても、たいへん危険な環境だと言える。車とすれ違うときはリードを短く持ち、道の端にできる限り寄るように立ち、毎回緊張をしてやり過ごして…

犬のために自動車を買う。はじめてのマイカー。

私は自動車の運転を、できればしたくないと考えていた。自動車に乗ると、事故に遭う確率が高まる、危ない、という思考だ。しかし、それはあまり根拠がなく非常に視野が狭く短絡的だ。道を歩いていても交通事故に遭う可能性はあるし、むしろ自分は剥き身状態…

犬がつなぐご近所付き合い

鎌倉(山のほう)へ引っ越してきて、おおよそ一年後にユクを迎えた。それまでのご近所付き合いと言えば、家の隣の方と出会えばご挨拶したり、近隣のレストランの方と少し仲良くなる程度のことだった。それが犬を連れて散歩するようになって、劇的に変化した…

吠えないと思っていたユクが吠えた。お隣さんの犬とのファーストコンタクト。

うちへ来てから、しばらくユクは吠えなかった。世の中には無駄吠え、要求吠えだの、犬の吠えに名称が付いているくらいなので、犬の吠えに何かと意味を見出してきたのだと思われる。少なくとも「無駄」は人間にとって無駄なだけで、犬にとっては何か意味のあ…

二度目の動物病院。今度はペットタクシーで。脚(膝)の手術を勧められ、決断に迫られる。

前回は歩いて連れて行った動物病院。抱っこして坂を登ったり、犬用のバッグに入ってもらうために犬を懸命に説得したりすることを毎回は出来ない。 そこへ、妻がペットタクシーなるものを調べて見つけてくれた。自動車がないけれど、犬を遠くに連れて行かねば…